旧W-ZERO3にっきちょう

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Xperia Z5 レビュー その他

Xperiaアンバサダープログラムのモニター企画で借りている「Xperia Z5」のレビュー記事になります(多少市販のものと異なる点があるとのことです)。

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Hardware

項目を設けてアピールするようなことでもないですよね。CPUが「64bitオクタコア」とか、数値よりも、実際の使い勝手がどうかだと思います。特にZ4の際の評判、どう考えているんでしょうか。
Z5も冬の今はカイロになっていい感じなだけで、夏になったら、Z4と同じようにならないとは限らないと、不安に思う時はあります。
が、そんな不安をよそに、モニター期間中、快適に動いています。
挙動が不審な感じになったのは
  • 初期設定時(たくさんアプリをインストールしたから?)
  • BTのイヤホンを接続した時(イヤホンの電源が突然切れるようになった)
  • カメラ撮影時(かなり本体裏が熱くなったが、止まりはしなかった)
ぐらいでしょうか。

Useful Function

  • STAMINAモード、正直効果はよく分かりませんでした。一日充電しないでギリギリ持つかどうか(寝る前に10%切るぐらい)という使い勝手でした
  • 防水機能、あると安心して何処にでも持ち運べるので、とても良い機能
  • 指紋ロック、巷で言われるほど誤作動はなく、まあ快適に使えました。風呂上がりは必ず失敗しますが。また、ミーティングでiPhoneなどは電源ボタンと指紋認証ボタンが別だけど、Xperiaは一体だから便利とか言ってましたが、iPhone指紋認証ボタン(ホームボタン)だけで画面ロックが解除されるので変わりません。
  • POBox、使ってません。Google日本語入力を使ってますので。Godanに慣れてしまった。
  • シンプルホーム、需要あるのか・・・

Xperia Z5 レビュー Audio

Xperiaアンバサダープログラムのモニター企画で借りている「Xperia Z5」のレビュー記事になります(多少市販のものと異なる点があるとのことです)。

Audio
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Audio機能もZ5の目玉機能の一つだと思っています。とても良い音が聴ける体験ができています。

パンフ的にはハイレゾノイズキャンセリングの両立がウリの機能になります。これに加えて高音質化を図る機能もあります(初期設定はオフ・・・)。スピーカーで聞いてもフロント面にスピーカーがあるので迫力がある音で聴けるとかワイヤレスでも高音質といったウリもあります。

 

ノイズキャンセリングが非常に優れていると感じたのは、ノイズを消す機能そのものよりも対応のイヤホンを指すと自動でノイズキャンセルの機能をオンにしてくれるというところです。こういう動作こそが「寄り添う佇まい」の姿だと思います。

また、Sony製のアプリでしか、ノイズキャンセリングや高音質化の機能が使えいないのかと思っていましたが、Google Musicなどの他のアプリでもその恩恵が受けられたのは嬉しい誤算でした。

CameraよりもこのAudio機能のほうがZ5らしさを表していると感じます。

 

ただ、苦言があるとすれば、せっかくのハイレゾノイズキャンセリングの機能は、日本だと普通にキャリアからXperia Z5を購入しただけでは体験できないという点が挙げられます。せっかく差別化できるとても良い機能なのに、別途対応ヘッドセットを購入しないと体験できない。これはもう一体でXperiaをなのではないかと問い詰めたいところです。サンプルでハイレゾの音源を入れておき、買ったその日からハイレゾノイズキャンセリングの機能を体験してもらう、それが他との違いを際立たせるのではないでしょうか。


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また、パンフのAudioの体験が「クリアなサウンドで聴ける」という経験をうたっていますが、「通勤電車の中でもクラシック音楽に浸れる」とか「バスの中でも語学の勉強がすすむ」とかノイズキャンセル押しでも良かったとも思いました。

 

最後にAudio機能は、iPhoneからの乗り換えというよりは、今まで持ち歩いていたWalkmanを持ち歩かなくとも良くなるという効果のほうが高いと感じましたので、SONYとしてみた場合、マイナスを抑える効果はあってもプラスではないかもしれません。でも、ハイレゾ音源やノイズキャンセリングは対応イヤホンさえあれば、とても素晴らしい機能だと思います。

 

 

 

 

Xperia Z5 レビュー Display

Xperiaアンバサダープログラムのモニター企画で借りている「Xperia Z5」のレビュー記事になります(多少市販のものと異なる点があるとのことです)。

 

Display


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Displayはとても綺麗です!
ただ、せっかくの画をより綺麗に見せる技術も、オンオフが必要です。電池の充電度に応じて、綺麗に見せる機能はオフされてしまいます。
面倒なのでどうせ比較しなくれば気にならないとオフのままでいいやとなりがちです。さり気なくオンにもしてくれるとポイント高いのですが・・・
・綺麗に見える機能オン
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・機能に見える機能オフ

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比較すると良いかどうか分かりますが、正直なくても困らないと思います。
 
また、Nexus5では、電池の持ちはWifiが電池消費のトップだったものが、XperiaZ5だとDisplayが断トツで消費電力トップになっています。
 

Xperia Z5 レビュー Camera

Xperiaアンバサダープログラムのモニター企画で借りている「Xperia Z5」のレビュー記事になります(多少市販のものと異なる点があるとのことです)。

 

Camera

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パンフではCamera機能はウリが多すぎるのか説明が詳細です。イベントの際も力を入れて説明されていたところでした。
 
ただ説明を聞いた時は、おお凄い機能だと感動しても、実際に使い始めると普段の使い勝手がきになってきます。これまで使ってきて気になった点を挙げていきたいと思います。

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打率が低い

綺麗なときはとても綺麗に撮れて、上記のようにiPhoneよりはるかに綺麗だと正直思いますが、全部が全部そう上手く撮れません。腕の問題なのかもしれませんが、下記の写真を量産してしまいました。


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ピントが今ひとつ。これは夜、部屋で撮った写真なのが原因の一つかもしれません。

 

アプリ

Cameraは様々な機能がありますが、切り替えが面倒。例えば、パンフにはHDR機能を売りとしてあげていますが、手動でオンオフしようと思ったら、マニュアルモードに切り替えたうえでないとオンオフできないとか、連写するのにも連写用のモードに切り替えが必要だったり。機能がありすぎて使いにくい典型ではないかと。
おまかせオートから動かずに調整できる項目を増やしていく方向のほうが良いと思いますが、そんな意見ばかりでもないのでしょうか。
一番意味が分からないのは、QRコードをどこで読んでいいのか分からないところ。買って一度もアプリを入れない人もいるのだから、この当たりは日本のメーカーとしてフォローして欲しいところです。何より自分のパンフにもQRコード載せているのに・・・またZ3で載せていたアプリのinfo‐eye もうないのですか・・・
 
ここにもDesignの「寄り添う佇まい」を考えた使い勝手を是非とも活かして欲しかったです。それぞれの機能をまとめあげるデザインコンセプトがないのでしょうか。
 
全体としては、比較がNexus5になるため、基本的には概ね満足のいくCamera機能ではありますが、敢えて不満点を記載しました。また動画機能は使っていないのでせっかく手ぶれ補正が強力+4Kといった目玉機能は未評価になります。
 

その他作例


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Xperia Z5 レビュー Design

Xperiaアンバサダープログラムのモニター企画で借りている「Xperia Z5」のレビュー記事になります(多少市販のものと異なる点があるとのことです)。

Design


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Xperia Z5のデザインは、

「人の生活に寄り添う佇まい」

だそうで、その為、背面のフロストガラスや色合いが多少ぼかした感じの色になっています。

今回借りているのは黒(Graphite Black)ですが、とても気に入っています。確かに日常にマッチした色使い、質感だと思います。説明会時に、とてもこだわったというGreenもパンフにあるように手元においてあるのがとても自然な感じを受けます。
色味だけでなく触った感触自体も良い感じです。
また、側面フレームの質感やXperiaの刻印、電源ボタンにこだわったとの説明があります。
 

不満

しかし、Design面では、大きな不満が残ります。

せっかく「人の生活に寄り添う佇まい」とデザインを決めたはずなのにフロストガラスと色味だけでしかこのデザインを現しきれていない点です。最新の機種の中では標準的だと思いますが、この重さ・大きさで、「寄り添う佇まい」といえるのでしょうか? もっと薄い、もっと軽い、もっと小さい、そんな、主張しないけどいつでも側に置いておきたい、となるよう目指して欲しいものです。

特に男性サラリーマンの場合、下の写真のようにYシャツから頭が飛び出されていると、常には持ち歩きにくいと感じます。

全体的な使い勝手からそんな使い手に寄り添って来ている感は、正直感じられませんでした。ぜひとも単なる見た目のデザインだけではなく使い勝手も含めた、トータルのデザインで攻めて来てほしいものです。

その他気になった点は以下

  • 背面の段差
  • 電源ボタンの色
モックの段階から気になっていたのが背面のガラスと側面のフレームの段差。触っていても気になるし、個体によっては隙間に見えそうで嫌。段差を埋める保護ガラスでも標準で付ければ良かったのに、と思うくらい気になります。
電源ボタンの色は、ホワイトならピッタリの色味ですが、その他の色だと側面で浮いている感じがして気になります。iPhone、Nexus5との比較もかねての写真ですが、Z5の電源ボタン、この色味では浮いていて気になります・・・

 
ただ、トータルの質感といったデザインは所有していて不満はでないでしょう。個人的にはこのままの質感で、compactの大きさが良かったですが・・

Xperia Z5 レビュー その2 コンセプト

Xperiaアンバサダープログラムのモニター企画で借りている「Xperia Z5」のレビュー記事になります(多少市販のものと異なる点があるとのことです)。

Xperia Z5 コンセプト

これまでに知らなかった感覚に触れるということ。
すべてが自分らしい毎日を楽しめるように。
使うほどに驚きに出会える。その歓びをあなたに。


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Xperia Z5のパンフにはXperiaを選ぶ理由として上記のようにあります。果たしてこのような経験を得られるのでしょうか。パンフではこの後、

  • 地図を見るのもスムーズ
  • 画面が濡れても気にせず使える
  • 感じたままを写真に残せる
  • クリアなサウンドで聴ける
というのを具体例としてあげています。

これらを支える機能として

  • Design
  • Camera
  • Display
  • Audio
  • Hardware
  • Useful Function
などをあげています。

せっかくなので、この後のレビューはこれらの機能に沿ってしていきたいと思います。

ただ、こんな煽り文句は、「驚きって不具合の事か」とか「1年前の機種よりカクカクで驚きだ」といったフラグにしか読めない・・・

Xperia Z5 レビュー 初日

Xperiaアンバサダープログラムのモニター企画で借りている「Xperia Z5」のレビュー記事になります(多少市販のものと異なる点があるとのことです)。

初めてのXperia

これまでXperiaを持ったことがなく、ソニー機はSO505i以来となります。お借りした機種はauのものだったので、裏面のSONYのロゴがいい感じです(DoCoMoと比べて)。初めて触れたXperia Z5ですが、普段使っているNexus5よりも大きく、多少片手での操作には難ありとの印象でした。その分高級感はあります。

移行

3週間という短い期間しか借りられませんので、普段使っているNexus5から完全移行し、3週間はZ5しか使わないつもりで臨もうと思います。そのため、ミーティングの間に移行作業を実施し、30分もかからず移行が完了。殆どがアプリのダウンロード待ち時間でした。データがクラウドにあるのも大きいのですが、Androidも機種変がかなり楽になりました。ただ、本体のソフトウェア更新もあり、移行が終わった時には電池が100%→60%に。本体上部裏はかなり熱くなりましたが、端末の挙動には問題ありませんでした。
問題が一つだけあり、移行のためにあっという間に2G近くデータ通信してしまいました。すみません・・・

設定

今まで見たことがない設定があります。

テーマ

壁紙やフォントの色が変えられます。Sony純正時計アプリのウィジェットのフォントの色もここで決まるようです(ウィジェットのフォントの大きさや色の変え方がわかりません・・・)

画面設定

高画質モードの設定もここでできますが、当初はOFFになっているようです。またスタミナモードになると(電池が減ると?)勝手にOFFになり、充電されてもONにはならないようです。上の画面にはありませんが、画面をダブルタップしてスリープ解除もこの画面設定から。

音と通知

音と通知のオーディオ設定に、DSEE HXといったハイレゾ相当に音を良くしてくれる機能や ClearAudio+といった独自機能がありますが、いずれも初期設定はOFFになっていました。アクセサリー管理にノイズキャンセルの設定がありました。

電源管理

電源管理にスタミナモードなどの設定があります。これも初期設定はOFF。

操作感

また、ホームアプリはこれまで使ってきたNova Launcherに設定したため、全く違和感なく使えるようになりましたが、Xperia感は薄れてしまいました。ただ、Nexus5より通知領域の展開やクイック設定の展開がスムーズ(ここはAndroid6と5の違いかもしれませんが)。でも、Android6から5に戻ってしまったのはマイナスなので、早くXperia Z5もアップデートして欲しい。特にGoogleNowの挙動などが5と6で異なるのが操作をしていて多少のストレスになります。さすがに2年前の機種よりはいい感じで操作できます。

でもやはり少し大きさが大きく、片手操作は難しい。