お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践 （勝間和代 著

お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践 (光文社新書)

この本はあまり内容に興味がなかったので人に勧めて買わせて、借りようと思ったのですが、失敗して自分で購入する羽目にｗ
せっかくなので感想を。

書いてある投資対象についての説明は、自分にとってはあまり目新しいものはありませんでした。しかし、投資を行わないことによる差が明瞭に記載されており、また、この本も著者の他の本と同様に行動に移れるよう、手取り足取り書かれているので、実行しようという気にさせてくれます。
特に、投資をしないことが、自分の収入の差だけではなく

定期預金にお金を預けっぱなしにしておくということは、選挙時に投票に行かないのと同じで、資本主義に対する責任を放棄している、とまでいえる

と言われてしまっては、行動を起こそうかという気にさせてくれました。投資をして責任を果たし、私も儲かるのであれば一石二鳥ではないですかｗ

とりあえず現在、財形と定期預金、株式が３分の１ずつの資産構成で、税引き後の利回りは均すと1％弱くらいなので、もっとリターンを考えて投資したいところです。
書かれている行動の仕方と逆で、最初からパックになっている投信がつまらない物に見え、株への投資をしてしまったので、利殖と考え（面白い面白くないは二の次）投信でも始めようと思います。（この後とりあえず投信を毎月買い続けるよう設定しました。）
ちなみに株は利殖ではなく、好きな企業への一票みたいな物だと思って買っていました。(そういう意味ではこれまでも投票を少しは行っていたｗ）なので売ったことがまだない・・・ここのところの状況で全く売れなくなっちゃいましたけど・・・
あとは生命保険の見直しも行おうっと。

去年出版されたこの本を今年この時期に手に取れたのは運がよかったかな。