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読書進化論 人はウェブで変わるのか。本はウェブに負けたのか (勝間和代 著)

読書進化論?人はウェブで変わるのか。本はウェブに負けたのか? (小学館101新書)

読書進化論?人はウェブで変わるのか。本はウェブに負けたのか? (小学館101新書)

「読書は私たちの力であり、私たちを進化させる心の栄養素です。」

につきます。

私は、「本は心のオアシス」(地元の書店のキャッチフレーズです)という姿勢で本に接してきました。
ストーリーを楽しむもの、落ち込んだとき読むもの、元の場所に帰る、
そんなイメージです。必然的に小説が中心の読書でした。
 
それが、ライフハック系の本を読み始め、
この夏に「グーグル化」を読んで、
はっきりと、今までの接し方だけではもったいないと気がつきました。
確かに、仕事で必要な本や教養の類の本を読まないわけではありませんが、
明確に自分を進化させるものとの認識がありませんでした。
認識をもって望むのと望まないのでは、同じ本を読んでも恐らく効果は全く違うものになるでしょう。
 
今回の本は、著者の事例、他の人の事例の紹介されていますが、
確かに共感もし、まんまと自分もと思わされています。
(書店ぶらぶら歩きは、筆者を身近に感じるにはいいのかもしれませんが、必要だったかどうかは疑問です)
読書というタイトルにも関わらず、「書く」「売る」まで書いてあるのは、
読書後の行動についても考えているからでしょう。
しかし、これらは過去の本と重複している部分が多いと感じます。
むしろこの本は、読むことよりも、この本の仕掛けによって
読者に行動させることに意義があるのでしょう。
ブログを始めなさいと過去の本でも言っていましたが、
この本の感想を投稿するのにブログを書いたりする(このエントリーのように)
動機付けがより強く仕掛けられているのが、この本なのでしょう。
 
私も読書で進化して、少しでもついて行きたい。
自分を変えて日本も変えたい、そう思うので
「日本を変えよう」のほうも購入済みですw
また、少しずつ著者推薦の本も読んでいこうと思います。
 
来年以降と著者の本・活動がどうなっていくか、お手並み拝見です。