旧W-ZERO3にっきちょう

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任天堂の収益性が高い理由

競争相手を生かさず殺さず・任天堂の収益性が高い理由
 
タイトルを売れているでもなく、支持されているでもなく、”収益性が高い理由”としているのが味噌でしょう。
収益性が高い=利益がでるという、売上げを上げるか費用を抑えるかという、自分の庭で論を展開しています。
決して、任天堂が業界の支持を取り付ける戦略をとったとか、
子供からお年寄りまで支持されるおもちゃを目指したとか、
主婦に訴えるものを作りたかったとかそんな話ではありません。
 
競争相手を生かさず殺さずというのは、安い物を少しでも物を高く売ろうとする任天堂の印象と一致していると思いますが、
相手のことを思っていないので、”生かさず殺さず”という言葉はタイトルとしては引くものがあるけれど実態はどうでしょう。
売れるうちは、相手に合わせて、高めの価格設定をしているというだけのような気もします。
 
ただ、本当に任天堂の収益性が高いのは、私がいうまでもなく
任天堂のゲームの方が安く作れて面白いから」だと思います。
 
結局、なんだかんだいっても、任天堂の収益力が高いのは
ポケモンを中心に自社ソフトが売れるからだと思いますよ。
ここ数年で連結ベースの売上高経常利益利益率が高かったのは、H18/3期だし。
決してハードが好調だから収益性が高いわけではなく、
ソフトの売れ行きが良い方が、収益性は高いのだから。
それもSCEやMSと違ってお金をかけた大作ではない、
任天堂流の大作で爆発的に売れるんだから、儲かるでしょ?
任天堂流の安い大作を作るために、WiiやDSを普及させて、布教活動も行った。
「ゲームは見た目じゃないんだ」と。
 
安いコストで、ミリオンセラーを出す仕組みを作ったから、今、任天堂は一人儲かっているんだと思います。
というわけで、任天堂のハードの収益性が高いのはなぜかなら、「生かさず殺さず」でもいいとは思いますが、今回の記事ちょっと言葉が足りなかったのでは、と思います。
 
私は、決して任天堂のゲームが好きではありませんがねw